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社会人の資格勉強でやらなくてよかったこと5選

忙しい社会人が資格勉強を始めると、想定外の「ムダ」に時間と気力を奪われがちです。本記事では、私が実際に宅建・FP2級・簿記2級など、複数の資格を取得した経験から「やめてよかったこと」を具体例とともにお伝えします。本記事を読むことで、社会人の資格勉強に不必要な要素を理解し、着実に前に進むことができます。これから資格取得を目指している方の参考となれば幸いです。

SNS等で他人の結果を見る

資格勉強をしていると、SNS等で他人の学習状況や結果が目に入りやすくなります。例えば、宅建の勉強方法について調べていると、「勉強時間200時間で合格した体験談」や「1カ月で合格した体験談」といった発信を目にすることがありました。体験談を目にすると、「自分には才能がないのでは…」、「世の中には自分よりすごい人が沢山いる」、とネガティブな気持ちになる事もありました。

しかし、SNSの体験談は自分と比較しても意味は無いことに気付きました。他人の生活環境や経験等、前提条件が全く異なるからです。むしろ、焦りや不安が生まれることで、本来やるべき学習に集中できなくなるリスクの方が大きくなります。

以来、資格勉強においてSNSで他人の状況を確認することはやめました。SNSは情報収集に優れたツールですが、場合によっては学習のモチベーションに影響を与えます。距離を置く判断も大切です。

無茶な学習スケジュール

資格勉強において、無理なスケジュール設計はおすすめしません。特に社会人の場合、残業や体調不良などで予定通りに進まない日は必ず出てきます。私の場合、宅建試験勉強の開始当初に「平日は朝に1時間+夜に2時間」と決めましたが、残業や急な飲み会などが入ると簡単に計画が破綻しました。自分の思い通りに計画が進まないことで、自分へのネガティブな感情が生まれてしまう事もありました。

私は「週に14時間」という最低ラインをまず守る設計に変えて、週ごとに進捗を振り返るルールで修正しました。結果として思い通りにいかない日があったとしても、コツコツ勉強を積み重ねることができたと思います。

最初から無理なスケジュールを組むことは、学習が続かないリスクが非常に高くなります。資格の勉強で重要なのは継続性です。毎日少しずつでも続けられる現実的なスケジュールを組む方が、結果的に上手くいきます。

教材変更

近年は資格教材を作成している各社の企業努力のおかげで、基本的にどの教材も「その教材を一通りやり切れば合格できる」ように設計されています。途中で教材を変えると、学習方法が変わり、慣れるまで大きな時間ロスになりかねません。ただし例外として、「明らかに自分に合っていない」「理解が進まない」と感じた場合、早い段階での変更は有効です。

私の場合、宅建試験に向けて教材を購入する前に、自身が継続できる教材を徹底的に絞り込むようにしました。あとは自分を信じて教材を変えず、徹底的にやりこみました。結果として、SNS等では批判的な声もあった通信講座の教材でもしっかりと合格することができました。

自身の体験から、大切なことは学習開始時点で、自分に合う勉強方法と教材を見つけることです。最初にこの過程を踏むことで、1つの教材を信じて最後まで使い切ることができ、結果として学習効果を高めることができます。

インプットに時間をかけすぎる

インプット中心の勉強法は、時間がかかる割に効率の悪い勉強方法です。

インプットは勉強している感が出て、自己満足しやすい側面があります。実際に私もテキストを読んで勉強した感覚に陥ったこともあります。反対にアウトプットは負荷が大きく、特に始めは分からないことも多い中で行うため、大変な学習方法です。反復しないと知識が定着しないため、時間もかかります。しかし、この苦しい時間を乗り越えることで資格合格に必要な力を得ることができます。

私の場合、資格勉強は「問題演習70%:テキスト30%」の割合を基本にして学習設計するようにしていました。

インプット自体は大切ですが、資格合格につながる力はアウトプットによって培われます。より効率よく学習したい方はアウトプット中心の学習を意識しましょう。

完璧主義になること

資格勉強において完璧主義は必要ありません。資格勉強の一番の目的は資格試験に合格することであり、合格するために必要な力を得ることです。試験範囲をすべて理解することは基本的に必要ありません。

資格取得が趣味の人を除いて、資格取得の主な目的は仕事などに活かすことだと思います。そして資格を活かす力を磨くためには実地での業務経験が一番必要です。資格は基本的に各業務のスタートラインに立つために必要な切符であり、取得後に最も効果を発揮するものです。

よって、まず試験についてはいかに効率よく合格するかを考えるべきです。特に忙しい方には、合格点を目指す学習設計をおすすめします。

まとめ|やらないことを決めて、効率的に学習を進めよう

社会人の資格勉強は、限られた時間の中で進めなければなりません。だからこそ重要なのは、「何をやるか」よりも「何をやらないか」を決めることだと私は感じています。

やらないことを決めたことで、私は資格勉強に集中できるようになりました。結果として、気持ちの浮き沈みも減り、勉強を継続できるようになったと思います。

限られた時間の中で前に進むためにも、「やること」だけでなく「やらないこと」を明確にしてみてください。

忙しい社会人だからこそ、選択と集中を意識しながら、着実に一歩ずつ進めていきましょう。

筆者プロフィール

当サイト「アラサーリーマンの資格合格体験談」は、社会人として働きながら資格取得に取り組んできた筆者が運営しています。宅建試験を含め、限られた学習時間の中で独学や通信講座、市販教材を活用しながら資格取得を行ってきました。本サイトでは、実際の学習経験をもとに資格試験の勉強法や学習のコツを発信しています。

保有資格

  • 宅地建物取引士
  • FP2級
  • 日商簿記2級
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 介護職員初任者研修
  • メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅲ種
  • ITパスポート

本記事は宅建試験に合格した筆者の学習経験をもとに作成しています。

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