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この記事はTACの宅建通学講座について、カリキュラムや教材情報、受講者の口コミをもとに宅建試験合格者の視点でまとめています。
結論から言うと、TACの宅建通学講座は「暗記ではなく理論理解を重視し、安定して得点できる力を身につけたい人」 に最も向いている講座です。一方で、短期集中・効率重視で「とにかく楽に合格したい人」には不向きな側面もあります。特に、暗記中心でスピード重視の講座(LEC・一部通信講座)と比較すると、学習負荷は明確に高めです。
本記事は、比較記事を読んだうえで最終候補に残った1〜2校を絞り込むための、下層レビュー記事として作成しています。
料金、講義・教材の特徴、合格実績、向いている人まで整理し、「本当にTACで申し込むべきか」を判断できる材料をまとめています。
TACが自分に合うかどうかを見極めるために、資料請求や体験講義を検討する前に、ぜひ最後まで確認してください。
TACの宅建通学講座の基本情報
TACの宅建通学講座は、「教室講座(対面)」と「ビデオブース講座(映像)」が混在している点が、他校と比較するうえでの重要な判断ポイントです。通学講座を重視する人ほど、この違いを把握しておく必要があります。
運営会社・ブランドの特徴
TAC(TAC株式会社)は、公認会計士・税理士・公務員・不動産系資格などを幅広く手がける、国内有数の資格予備校です。宅建専門校ではありませんが、「理論構成の正確さ」「講義内容の精度」に定評があり、宅建講座においてもその姿勢が色濃く反映されています。
TACの宅建講座は、暗記テクニックや省略を重ねるスタイルではなく、法的な考え方・条文構造を丁寧に積み上げる設計がベースです。この点は、バランス型のLECや初学者配慮が強い大原と比べると、TACの明確な個性と言えます。
一方で、講義密度が高く情報量も多いため、「軽く聞いて分かった気になる」タイプの講座ではありません。
理解を伴った学習を重視する人ほど、評価が高くなる予備校です。
校舎数・通学しやすさ
TACは全国主要都市を中心に校舎を展開しており、通学講座として一定の選択肢があります。
特に首都圏・関西圏では通学しやすい立地が多く、社会人でも通いやすい時間帯のクラスが設定されています。
ただし、地方在住者や近隣に校舎がない方には、通学講座にはWebフォローが用意されています。「完全通学」を前提とする場合は、事前に校舎・開講状況を確認することが重要です。
| エリア | 校数 | エリア別 校舎名ディテール |
|---|---|---|
| 北海道 | 1校 | 札幌校 |
| 東北 | 5校 | 仙台校/盛岡校(※)/山形校(※)/福島校(※)/郡山校(※) |
| 関東 | 16校 | 新宿校/渋谷校/池袋校/八重洲校/水道橋校/立川校/町田校/横浜校/大宮校/千葉校/津田沼校/水戸校(※)/宇都宮校(※)/前橋校(※)/高崎校(※)/川越校(※) |
| 北陸 | 4校 | 新潟校(※)/富山校(※)/金沢校(※)/福井校(※) |
| 東海 | 5校 | 名古屋校/浜松校/静岡校/岐阜校(※)/四日市校(※) |
| 関西 | 4校 | 梅田校/なんば校/京都校/神戸校 |
| 中国 | 4校 | 広島校/岡山校(※)/福山校(※)/山口校(※) |
| 四国 | 4校 | 徳島校(※)/高松校(※)/松山校(※)/高知校(※) |
| 九州・沖縄 | 8校 | 福岡校(天神)/小倉校(※)/長崎校(※)/熊本校(※)/大分校(※)/宮崎校(※)/鹿児島校(※)/沖縄校(※) |
※本表は、2026年1月時点の宅建通学講座について、TAC公式情報をもとにエリア別に整理したものです。
※(※)印は提携校を示しています。提携校では、主に「ビデオブース講座(校舎内の専用端末で映像講義を受講)」が中心となります。
※首都圏などの直営校では、講師が目の前で講義を行う「教室講座」が選択可能な校舎もあります。
※通学講座受講者(ビデオブース講座を含む)は、講義がない日でも自習室を利用できる場合が多く、自宅学習が難しい方にとって大きなメリットとなります。
※校舎ごとの講義形式(教室/ビデオブース)、開講状況、自習室の利用条件は年度や校舎により異なる場合があります。最新かつ正確な情報は、必ずTAC公式サイトまたは受講相談でご確認ください。
TACの宅建通学講座の料金・コース内容
TACの通学講座は、LEC・大原などの大手宅建予備校と比較すると最安ではありませんが、講義時間・教材分量を考慮すると価格差は限定的です。ただし、講義密度と教材の網羅性を重視する設計のため、講義品質を最優先する人にとっては妥当な価格帯と言えます。
通学講座の料金目安(税込)
選択するコースや受講開始時期によって異なりますが、通学講座の代表的な金額目安は以下の通りです。
価格帯は、LECなど他大手予備校とほぼ同水準、やや高めになるケースもあります。ただしTACは、講義内容そのものの密度・精度を重視する設計で、「価格=講義品質」と考える受験生には納得感が出やすい構成です。
| コース名 | 対象者 | 講義回数 | 通常価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 総合本科生S Plus | 初学者・基礎を盤石にしたい方 | 全65回 | 198,000円 |
| 総合本科生S | スタンダードな初学者向け | 全55回 | 165,000円 |
| 総合本科生 | 効率重視の初学者 | 全46回 | 154,000円 |
| 速修本科生 | 学習経験者・短期集中型 | 全37回 | 121,000円 |
※上記金額には 入会金10,000円(別途) が必要です。
※ 過去にTACを受講したことがある方は、入会金が免除になる場合があります。
※本表はTAC公式情報をもとにエリア別に整理したものです。最新かつ正確な情報は、必ずTAC公式サイトまたは受講相談でご確認ください。
コース内容と対象レベル
① 総合本科生S Plus(全65回)
TACの通学講座の中で最も手厚いコースです。特に 民法(権利関係)の基礎力強化 に重点が置かれており、初学者がつまずきやすいポイントを早期にカバーする構成になっています。
内容:
- 民法基礎講義(10回分)を含む早期インプット
- 体系的な講義 → 演習 → 模試
- 標準範囲+弱点補強まで対応
強み:
- 初学者でも権利関係を基礎から無理なく理解できる
- 通学に十分な余裕が持てる設計
こんな人に:
- 法律初心者で、民法の不安を徹底的に解消したい方
- 最初から王道のカリキュラムで着実に合格を目指す方
※本試験までの学習時間が6ヶ月以上確保できることが前提となります。
② 総合本科生S(全55回)
TACの通学講座の中核となる標準コースです。S Plusの特徴を踏襲しつつ、民法基礎部分を標準レベルに整理したコースです。
内容:
- インプット講義(制度/条文/論点)
- 定期的なミニテスト・答練
- 直前対策・模試
強み:
- 通学ペースがつかみやすく、復習時間も確保しやすい
- 講義・アウトプット・模試のバランスが良い
こんな人に:
- 平日夜や休日に通学できる時間が確保できる方
- 着実に合格ラインまで引き上げたい初学者
※本試験までの学習時間が6ヶ月以上確保できることが前提となります。
③ 総合本科生(全46回)
通学講座の中では標準〜ややコンパクト系のパッケージです。
インプットと直前対策を中心に絞り、効率よく進める構成になっています。
内容:
- 基本インプット講義
- 重要論点に絞った演習
- 直前対策(模試等)
注意点:
- 回数がやや少なめのため、講義進度が早く感じる可能性
- 自習時間を十分に確保できる人向け
こんな人に:
- 早めに通学を開始できて学習時間が確保できる方
- 基本は押さえつつ、効率よく進めたい人
※本試験までの学習時間が4ヶ月以上確保できることが前提となります。
④ 速修本科生(全37回)
学習経験者向けの短期集中コースです。
学習経験があり、基礎部分に時間をかけず、短期決戦で合格を狙う方向けです。
内容:
- ミニマムインプット
- 演習中心の構成
- 直前重点対策
強み:
- コンパクトな学習量で再チャレンジする人に最適
- 通学時間・費用を抑えたい人にも対応
こんな人に:
- 独学経験があり、復習中心で進めたい方
- 学習計画が明確で、短期決戦したい人
※本試験までの学習時間が3ヶ月以上確保できることが前提となります。
TAC通学講座ならではのサポート体制
以下は、通学受講者全般で活用できるTACの強みです。
- スクーリング制度(通学者特典)
→ ビデオブース講座受講者であっても、重要講義を「教室講座(生講義)」で受講可能な制度があります。 - 自習室の自由利用
→ 通学受講生は全国のTAC校舎で自習室が使えることが多く、家では集中できない人に有利です。 - Webフォロー標準装備
→ 通学コースでも、スマホ・PCで講義動画を何度でも視聴可能。欠席時補填だけでなく、復習としても役立ちます。
さらに安く受講するための割引制度
- 受験経験者割引
過去に宅建を受験したことがある方は、一般価格から最大15〜20%OFFになる場合があります。 - 宅建業従事者割引
不動産業界で勤務中の方は、従業員証提示で10%OFFの適用が可能な場合があります。 - 他校からの乗り換え割引
他社教材からTACへ切り替える場合に、優待価格が適用されるケースがあります。 - 一般教育訓練給付制度
- 対象講座であれば、条件を満たすことで受講料の一部が支給されます。
※割引内容・給付対象は年度や講座ごとに異なるため、必ず公式サイトで最新情報を確認する必要があります。
▶ 最新の料金・割引・給付制度は【TAC公式サイト】で確認してください。
TACの合格実績・宅建講座の評価
TACは、宅建講座において合格率を前面に出すタイプの予備校ではありません。その代わり、理論の正確さと再現性のある指導を重視する層から長期的な評価を得ている予備校です。
合格実績の公開状況
※宅建試験の合格実績・合格率は、受講期間や学習量による個人差が大きいため、本記事では数値の比較ではなく講座設計の特徴を中心に整理しています。
TACでは、宅建試験における合格実績について、合格率を前面に押し出す形ではなく、合格者の声や体験談を中心に情報公開を行っています。これはLECと同様のスタンスであり、通学講座という受講形態上、受講期間・受講頻度・復習量に個人差が大きいことが背景にあります。
単純な合格率を掲げにくい一方で、長年にわたり宅建講座を安定運営している点は、一定の指導品質を維持している証拠とも言えます。特にTACは、短期的な数字よりも「講義品質」「理論の正確性」「再現性のある指導」を重視する姿勢が明確です。
そのため、派手な実績表示はないものの、理論派受験生や他資格経験者からの信頼が厚い予備校として評価が定着しています。
宅建講座の評価
TACの宅建講座は、「講義の理論密度・説明精度が大手トップクラス」という評価が非常に多く見られます。単に試験に出る論点を並べるのではなく、制度趣旨や背景を含めて理解させる点が高く評価されています。
一般的に、LECがバランス型、大原が初学者配慮型だとすると、TACは明確に理論重視型に位置づけられます。この違いは、講義を受けた際の負荷や理解の深さに直結します。
「理解できていないまま合格点を狙うこと」に不安を感じる人にとって、TACの講座設計は非常に合理的です。一方で、効率重視・暗記中心で進めたい人にとっては重く感じる可能性もあります。
TAC宅建通学講座の講義の質・カリキュラム【評判・他校比較】
講師の特徴・指導スタイル
TACの宅建講義の最大の特徴は、法律の背景や理屈を丁寧に説明する指導スタイルです。単なる暗記ではなく、「なぜそのルールがあるのか」「どのような場面で適用されるのか」を言語化して解説します。
そのため、法律初学者でも理解しやすい反面、講義スピードは比較的ゆっくりと感じる人もいます。短期間で点数を積み上げたい人にとっては、冗長に映る可能性があります。
TACの講師は、条文・制度趣旨・判例背景を重視する傾向があり、LECより説明は深く、大原より理論寄りです。講義を「聞いて理解する」姿勢がないと、負荷が高く感じられる点には注意が必要です。
講義形式(板書/映像/スライド)
TACの通学講義は、板書中心の対面形式が基本です。論点整理や図解も多く、ノートを取りながら理解を深める学習スタイルに向いています。
スライド任せではなく、講師の説明と板書を追いながら構造を把握する設計のため、受動的に聞くだけの受講姿勢では効果が薄くなります。復習前提で講義を活用できるかが重要です。
初学者向きか
TACの宅建通学講座は、初学者でも対応可能ですが、一定の学習時間の確保が前提となります。「とりあえず受かればいい」というスタンスよりも、「理解したうえで合格したい」人向けです。勉強習慣がない状態から始める場合、講義内容を重く感じる可能性があるため、学習計画を立てて臨むことが重要です。
通学+Webフォローの有無
TACでは、通学講義に加えてWebフォローが用意されています。欠席時の補完や復習に活用できる点は安心材料です。ただし、あくまで通学を主軸とした設計であり、完全にWeb完結型ではありません。通学とWebをどう使い分けるかが、学習効率を左右します。
TAC宅建通学講座の教材・問題演習の特徴【テキスト・過去問評価】
テキストの分かりやすさ
TACの宅建教材は、情報量が多く網羅性が高い点が特徴です。各論点について背景説明が丁寧に書かれており、初学者が理解を深めやすい構成になっています。
一方で、分量が多いため、すべてを完璧に消化しようとすると負担が大きくなります。講師から示される重要論点や復習優先箇所を意識して取捨選択する姿勢が不可欠です。教材の質自体は高く、講義とセットで使いこなせるかどうかが合否を分けます。
問題集・過去問演習の量
TACの問題演習は量より質を重視しています。単なる正誤判定ではなく、「なぜその結論になるのか」という思考プロセスを確認する問題が多いのが特徴です。過去問についても、解説を通じて理解を深める設計となっており、暗記型より理解型の学習者に向いています。
スマホ学習への対応
スマホ学習への対応はありますが、完結型ではありません。基本的には机に向かって学習することを前提とした設計です。スキマ時間だけで完結させたい人には不向きな可能性があります。
TACの模試・アウトプット環境
模試の回数・レベル感
TACの模試は、標準〜やや難しめのレベル設定です。思考力を問う問題が多く、本試験での判断力養成に向いています。難易度が高すぎるわけではありませんが、基礎が固まっていないと得点が伸びにくい点には注意が必要です。
成績管理・弱点分析の仕組み
分野別成績の確認は可能ですが、AIによる自動分析などは限定的です。主体的に復習計画を立てられる人向けの設計と言えます。
TACのサポート体制と校舎環境
質問対応・学習フォロー
TACでは、講義後や別途時間を設けて質問対応が可能です。法律用語の理解不足や問題演習でのつまずきをその場で解消できる点は、通学ならではの強みと言えます。ただし、講師の対応時間には限りがある、校舎や講師によって質問しやすさに差が出る、といった点も現実的な注意点です。
「必ず個別にじっくり見てもらえる」と過度に期待するのではなく、 補助的なサポートとして捉えるのが現実的です。
自習室・通学環境
校舎によって自習室の有無や利用条件が異なります。学習環境を重視する場合は、事前に確認しておくと安心です。
TAC宅建通学講座の口コミ・評判をどう判断すべきか
TAC宅建通学講座の口コミ・評判は、「難しい」「楽ではない」という声と、「理解できる」「納得感がある」という評価に二極化する傾向があります。
これらはTACの性質をそのまま反映した評価であり、短期・暗記型を求める人ほど合わないと感じやすい傾向があります。
TACを検討する前に知っておきたい不安・注意点
講義が難しく感じる?
TACは易しさより正確さを優先しています。その分、理解できたときの納得感は高いですが、復習を前提に考える必要があります。
料金は妥当?
価格は安くありませんが、講義品質を重視する人にとっては納得しやすい水準です。費用対効果は学習姿勢によって大きく変わります。
TACの宅建通学講座はどんな人に向いている?
TACの宅建通学講座が向いている人【LEC・大原との比較前提】
TACは、「理論を理解し、安定して得点する力を身につけたい人」に最も向いています。LECより講義密度が高く、大原より理論説明が深いため、理解重視の受験生には有力な選択肢です。
LECよりも講義密度が高く、大原よりも理論説明が深いため、以下に当てはまる人はTACが最有力候補になります。
・暗記中心の勉強に限界を感じている人
・講義の質・精度を最重視したい人
・理解した内容で本試験に対応したい人
・多少大変でも、納得しながら学習したい人
「なぜその答えになるのか」を理解できないまま進むのが不安な人には、TACは非常に相性の良い予備校です。
TACが合わない可能性がある人【他校を検討すべきケース】
一方で、短期集中で最低限だけ押さえたい人、分かりやすさや軽さを最優先したい人、学習時間を十分に確保できない人は、他校の方が合う可能性があります。
迷っているならTACは「納得感を重視する人向け」
TACは、「後から振り返って納得できる講座」を求める人に向いています。楽ではありませんが、理解を積み上げた分、本試験での対応力は高まります。
TACの無料資料請求・体験講義で「自分に合うか」を最終確認する
最終的な判断は、講義の雰囲気を自分で確認することが重要です。
資料請求で分かること
・講義構成・回数
・テキストの情報量
・割引・給付制度
体験講義では、「この説明レベルで続けられるか」を具体的に判断できます。
講座選びで失敗しないために
重要なのは、「一番楽そうな講座」ではなく「最後まで走り切れる講座」を選ぶことです。
TACは、理論派・納得派の受験生にとって、非常に完成度の高い選択肢です。
※講義内容・料金・校舎情報は年度により変更される可能性があります。必ず最新の公式情報をご確認ください。
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TACでは、宅建通学講座の無料資料請求や体験講義・説明会を実施しています。
講義の雰囲気や教材レベルを事前に確認できるため、通学講座選びで失敗したくない方は、まず公式情報を確認するのがおすすめです。
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※本記事は、各講座の特徴を整理し、比較検討を目的として作成しています。記載内容は筆者の調査および個人的な見解を含み、効果や成果を保証するものではありません。最終的な判断は、必ず公式サイト・資料・体験講義等で最新情報を確認したうえで、ご自身の責任において行ってください。


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