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宅建試験に合格するためには、「再現性のある点数戦略」が必要です。
その最低ラインとなるのが36点(7割)を安定して取れる実力です。
本記事では、基準が36点である理由、分野別でどれだけ得点すべきかを主に初学者向けに解説します。
なぜ宅建は「36点」を目標にすべきなのか
| 試験年度 | 申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格基準点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年(R7年) | 306,100人 | 245,462人 | 45,821人 | 18.7% | 33点 |
| 2024年(R6年) | 301,336人 | 241,436人 | 44,992人 | 18.6% | 37点 |
| 2023年(R5年) | 289,096人 | 233,276人 | 40,025人 | 17.2% | 36点 |
| 2022年(R4年) | 283,856人 | 226,048人 | 38,525人 | 17.0% | 36点 |
| 2021年(R3年) | 256,704人 | 209,749人 | 37,579人 | 17.9% | 34点 |
近年の合格点の傾向(直近5年)
直近5年の宅建試験を見ると、合格点は33〜37点で推移しています。
宅建試験は、合格点が毎年変動しますが、結論から言えば、36点を安定して取れる実力があれば合格圏内に入ります。近年の合格点は年度ごとに差がありますが、これは試験難易度や受験者のレベルが関係しています。
また、宅建は分野ごとに点数の取りやすさが異なります。そして試験ではすべて完璧に取る必要はありません。重要なのは「どの分野で、どれだけ取るか」を事前に決めることです。
36点を取れる実力があれば、簡単な年は40点近く取れることもあります。難しい年は周りも同じように点数が取れていない状況です。安定合格を目指すなら、36点は「最低ライン」と考えるべきです。
なお、本試験で36点を取れる実力があるか、確認するためには「模試」の受験をおすすめします。
分野ごとに難易度が異なるため配点戦略が必要
宅建試験は、分野によって難易度、得点のしやすさ、学習時間が大きく異なります。
例えば、宅建業法は比較的得点しやすく、権利関係は難易度が高めで範囲が広く、学習時間も多くかかります。
そこで分野別に目標点を設定する配点戦略を事前にイメージしておくと、学習効率は大きく変わります。
宅建試験の全体像と配点構造
試験概要(全体像)
宅建試験は、全50問・四肢択一のマークシート方式。合格基準は相対評価的に決定され、結果として例年概ね17〜18%前後が合格しています。出題分野は、権利関係・宅建業法・法令上の制限・税その他の4分野です。
分野別の配点内訳
権利関係が14問、宅建業法が20問、法令上の制限が8問、税・その他が8問となります。
比率だけを見ると宅建業法の比重が大きいことが分かります。実際、宅建業法の出来は合否に直結します。
ここから具体的な目標点を設定していきます。
分野別の得点目標
| 分野 | 出題数 | 目標点 | 目標得点率 | 戦略の考え方 |
|---|---|---|---|---|
| 権利関係 | 14問 | 8点 | 約6割 | 基本的に難易度高。頻出論点を確実に得点。 |
| 宅建業法 | 20問 | 16点 | 8割以上 | 最重要分野。ここは最優先で対策。 |
| 法令上の制限 | 8問 | 6点 | 約7割 | 頻出論点を中心に効率的に得点。 |
| 税・その他 | 8問 | 6点 | 約7割 | 税制は年度により難度が変化。その他の論点で稼ぐ。 |
| 合計 | 50問 | 36点 | 7割以上 |
本記事でおすすめする配点戦略は権利関係8点、宅建業法16点、法令上の制限6点、税・その他6点です。
宅建試験は「取れる分野で確実に取る」、「戦略的に36点を取りに行く試験」です。
次章では、各分野ごとの考え方を詳しく解説します。
分野別の配点戦略と考え方
権利関係は8点目標
権利関係は、民法10問と特別法4問から構成されます。
特に民法は用語への慣れや法律関係の理解に時間がかかり、初学者には難易度が高い分野と言えます。
一方で特別法は押さえる論点が明確にあり、民法と比較すると得点しやすい分野です。
民法は基礎論点を中心に5点、特別法は3点を目標とし、取れる問題だけを確実に取る戦略が有効です。
具体的な勉強戦略はこちらで詳しく解説しています(※アフィリエイトリンクを含みます)
宅建業法は16点以上を死守
宅建業法は、全20問と配点が最も高い分野です。合格者の多くは8割前後を得点しております。
基本的には過去問や予想問題を繰り返し解くことで出題パターンが理解できるようになっていきます。
点数が取りやすい分野である反面、ここで16点以上を取れない場合、合格はかなり厳しくなります。
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法令上の制限は6点前後
法令上の制限は、数字等を覚える要素が強く、出題パターンが比較的固定されています。
また制度改正が行われた年については、直近の改正点が狙われる傾向があります。
分野の中でも都市計画法や建築基準法は年度で難易度が異なってくるため、農地法など、論点が明確な頻出分野を確実に拾う戦略が効率的です。
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税・その他は6点前後
税制が3問、その他の分野が5問出題されます。
税制については例年、国税と地方税から1問ずつ出題されます。固定資産税や不動産取得税など、論点を押さえやすい分野と譲渡所得税など難解な分野とに分かれています。
例年出題される分野とされない分野があるため、対策としては全分野の基礎的な論点を押さえ、難しい論点は一定の割り切りが必要です。出題予想分野については、例年大手予備校等で今年の出題予想などがされています。
一方でその他の分野については、過去問を中心に対策しておけば十分点数が取れます。
税制で2点、その他の分野で4点を取れれば、戦略としては十分です。
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まとめ|宅建合格には36点以上取れる配点戦略が大事
宅建試験に合格するためには、最低ラインである36点を安定して取れる実力が必要です。そのためには、分野ごとの特性を理解し、配点戦略を立てることが不可欠です。
取るべき分野で必要な点数を確実に取りきる戦略が、最短ルートでの合格につながります。ぜひ本記事の戦略を、今後の学習計画に活かしてください。
※本記事の内容は、筆者の受験経験および一般的な試験傾向をもとにした一例です。本記事で示す36点という目標は、あくまで近年の試験傾向と筆者の受験経験をもとにした目安です。特定の年度における合格点を保証するものではありませんので、その点はあらかじめご了承ください。
また、合格点や難易度は年度ごとに変動するため、すべての受験生に当てはまるものではありません。
学習方法や得点戦略は、ご自身の理解度や学習環境に合わせて調整してください。


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