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【結論】宅建試験当日にやるべきこと
- 解く順番は「宅建業法→法令上の制限→税・その他→権利関係」
- 1問に2〜3分以上かけず、迷ったら印をつけて飛ばす
- 残り20〜30分を見直しにあて、マークミスと迷い問題を処理する
この3点を事前に決めておくだけで、当日の迷いはほぼなくなります。以下で、前日の準備から試験終了までの流れを時系列で解説します。
筆者は業界未経験のサラリーマンとして38点で合格しています。当日までの学習の積み上げ方は、こちらの体験記もあわせてご覧ください。
宅建試験2026年度の基本情報|日程・時間・受験料
試験日・集合時刻・試験時間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年10月18日(日) |
| 集合時刻 | 12:30まで(登録講習修了者は12:40まで) |
| 試験時間 | 13:00〜15:00(120分)/登録講習修了者は13:10〜15:00(110分) |
| 問題数 | 50問(四肢択一・マークシート方式) |
| 受験手数料 | 8,200円(非課税) |
途中退室はできません。開始後に席を離れた場合、棄権または不正受験として扱われる可能性があるため、試験前のトイレは必ず済ませておきましょう。
合格発表日
合格発表は2026年11月25日(水)の予定です。不動産適正取引推進機構のホームページ上で受験番号が公開されます。合格発表までの過ごし方や次のステップについては、勉強法の記事もあわせてご確認ください。
試験前日にやることチェックリスト
持ち物の最終準備
前日の夜のうちに、持ち物一式を一箇所にまとめておきます。当日の朝にバタバタ探すのが、忘れ物が起きる一番の原因です。
ルート確認と就寝時間
会場までのルートは、通常ルートと遅延時の代替ルートの2パターンを確認しておくと安心です。就寝・起床時間は、いつもより30分ほど前倒しにしておくと、当日の生活リズムが乱れにくくなります。
前日にやってはいけないこと
- 新しい問題集や参考書を買う(今持っているものの復習で十分です)
- 夜遅くまでの詰め込み学習
- 慣れない食事や夜更かし
前日にできることは「今持っている知識の確認」だけです。新しい情報を入れようとすると、逆に不安が増える原因になります。
当日の朝〜会場到着までの流れ
起床から出発までのタイムライン
試験開始は13:00(登録講習修了者は13:10)です。集合時刻の12:30(12:40)に間に合うよう、逆算して起床・出発時間を決めておきましょう。
会場到着の目安時間とその理由
目標は、集合時刻の1時間前には会場周辺に到着していることです。
遅刻は原則として受験不可で、交通遅延も理由として認められません。余裕を持って行動することで、電車の遅延や道に迷うといった不測の事態にも対応できます。早めに席に着いて環境に慣れておくことは、開始直前の緊張を和らげる効果もあります。
昼食はいつ・何を食べるか
試験開始が13時のため、昼食は移動前に済ませておくのが安全です。会場までの移動時間が長い場合は、おにぎりやパンなど、会場周辺や移動中に食べやすいものを準備しておくとよいでしょう。消化のよいもの・食べ慣れたものを選び、量は控えめにするのがおすすめです。当日、初めて食べるものは避けましょう。
持ち物チェックリスト【保存版】
必須の持ち物
受験票(紛失時の対応は後述)
筆記用具(B・HBの鉛筆またはシャープペンシル。この指定以外は解答が無効になります)
プラスチック製の消しゴム
腕時計(時刻確認のみの機能に限る)
あると安心な持ち物
- 鉛筆・シャープ芯の予備、消しゴムの予備(転がり落ちた時のため2個ずつがおすすめ)
- 上着など温度調整できるもの
- 顔写真付きの身分証明書(受験票の未着・紛失時の本人確認用)
- 直前確認用の暗記メモ
時計・筆記具の注意点
腕時計は、通信・計測機能のあるスマートウォッチは使用できません。会場に時計があるとは限らないため、シンプルなアナログまたはデジタル時計を必ず持参してください。置き時計も不可です。電卓・法令集などの持ち込みも認められていません。
受験票を忘れた・なくした場合
受験票を忘れた、またはなくしてしまった場合でも、当日中に会場の「相談係」で本人確認のうえ再発行を受けられます。事前の再発送は行われないため、忘れた・なくしたことに気づいたら、当日は早めに会場へ向かい、顔写真付きの身分証明書を持参のうえ相談係に申し出てください。
不安な方は、直前期の学習の仕上げ方について、合格点・配点戦略の記事もあわせてご確認ください。
試験当日の時間配分と解く順番|120分の使い方
目標ペース配分
| 分野 | 問題数 | 目標時間 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 宅建業法 | 20問 | 約30分 | 得点源。テンポよく解く |
| 法令上の制限 | 8問 | 約15分 | 数字の暗記が効く分野 |
| 税・その他 | 8問 | 約15分 | 落ち着いて処理 |
| 権利関係 | 14問 | 約30分 | 最後に集中して取り組む |
| 見直し | — | 20〜30分 | マークミス確認・問題の最終判断 |
合計90〜100分で一通り解き終え、残り時間を見直しにあてるのが理想です。
分野別に解く順番と理由
宅建業法から始める理由は、正答率が安定しており、脳がフレッシュな序盤に得点源を固められるからです。法令上の制限・税も暗記が効きやすく、テンポを崩さずに進められます。
権利関係を最後にするのは、文章読解や登場人物の整理に時間がかかるためです。序盤に時間を使いすぎると、後半の安定分野で焦りが生じます。
モデルタイムスケジュール
- 13:00〜13:30 宅建業法(問26〜45)
- 13:30〜13:45 法令上の制限(問15〜22)
- 13:45〜14:00 税・その他(問23〜25)
- 14:00〜14:30 権利関係(問1〜14)
- 14:30〜15:00 見直し・マークシート最終確認
数字はあくまで目安です。得意分野・不得意分野は人によって異なるため、模試などで自分に合ったペースを事前に確認しておくことをおすすめします。
迷った問題・わからない問題の対処法
印をつけて保留する基準
読んで30秒〜1分考えてもわからない場合は、無理に粘らず問題番号に印をつけて次に進みます。全問を解き終えた後、見直しの時間で戻るのが基本です。序盤で1問に時間を使いすぎると、後半の得点源で焦りが生じ、実力を出し切れなくなります。
それでも決まらないときの考え方
- 選択肢の中で「絶対に誤り」と言い切れるものを消去する
- 「必ず」「一切」「常に」など、例外を認めない言い切り表現の選択肢は誤りであることが多い傾向があります
- どうしても決められない場合は、直感で選んだ答えを尊重する(後から根拠なく変えると、正答から誤答に変わってしまうことがあります)
筆者自身も当日、権利関係で1問に時間をかけすぎそうになりましたが、いったん飛ばすことで全問に目を通す余裕を確保できました。「まず全体を解き切る」ことを最優先にしてください。
試験中のメンタル対処法
満点は不要、合格点を超えれば勝ち
宅建試験は合格点を上回れば合格です。近年の合格率はおおむね15〜18%台で推移しており、2025年度の合格点は33点でした。
難しい問題や見たことのない論点は、「他の受験生も同じ条件」と割り切ってください。難問に動揺して時間を使うより、確実に取れる問題に集中することが得点を最大化します。
周囲のペースに惑わされない方法
会場では、ページをめくる音や早く鉛筆を動かしている人が気になることがあります。しかし、合格率が15〜18%程度ということは、8割以上の受験生が不合格になる試験ということです。
周囲が優秀に見えても、自分のペースを守ることが結果的に得点を最大化します。
最後まで集中する理由
試験中に「うまくいっていない」と感じても、最後まで集中を切らさないことが大切です。
見直しの段階で正解に気づくケースは多く、1問の修正が合否を分けることも珍しくありません。終了まで手を止めないことが最後の得点機会です。
よくある質問(FAQ)
Q. 試験前日は何をすればいい?
A. 新しい学習はせず、持ち物の最終確認とルート確認、いつもより少し早めの就寝を心がけてください。詰め込み学習は不安を増やすだけになりがちです。
Q. 試験当日の朝は何時に起きればいい?
A. 集合時刻(12:30、登録講習修了者は12:40)の1時間前に会場へ到着できる時間から逆算して起床時間を決めてください。移動時間に余裕を持たせることが最優先です。
Q. 見直しのとき、何を優先して確認すればいい?
A. 「印をつけた迷い問題」と「マークシートの塗りミス確認」の2点が最優先です。全体の読み直しは時間が足りなくなるため、印のある問題に絞ってください。
Q. 問題を解く順番は必ず守るべき?
A. 絶対ではありませんが、得点が安定しやすい宅建業法を先に解くことで、序盤に得点を固める効果があります。特に初めて受験する方にはこの順番を推奨します。
Q. 試験直前に何か食べるべき?
A. 血糖値の急激な変動を避けるため、重すぎない食事が無難です。ただし、空腹のまま受験することも集中力に影響します。いつも通りの食事が最善です。
独学での直前対策に不安がある方は、通信講座の比較記事もあわせてご確認ください。
まとめ|当日は「決めた手順」を実行するだけ
宅建試験の当日は、事前に決めた手順を淡々と実行することが最大の得点戦略です。
- 解く順番:宅建業法→法令上の制限→税・その他→権利関係
- 時間配分:90〜100分で解き終え、残り20〜30分を見直しにあてる
- 迷ったら飛ばして全問を解き切る
- 前日・当日朝は新しいことをせず、決めた行動をそのまま実行する
実力を発揮できるかどうかは、当日の判断の積み重ねで決まります。本記事で整理した手順を、試験当日の行動指針として活用してください。
次に読むべき記事
※本記事の内容は、筆者の実体験に基づく個人的な見解を含みます。あくまで参考情報としてご活用ください。
※持ち物・試験ルールは2026年度(令和8年度)の公式試験案内を参考にしています。最新情報は必ず一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)の公式サイトでご確認ください。


