宅建試験の勉強時間の目安は400時間|初学者向け学習期間とスケジュール

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※本記事にはアフィリエイトリンク(広告)が含まれています。なお、記事内容は筆者自身の実体験に基づくもので、特定の結果を保証するものではありません。

宅建試験に挑戦しようと思ったものの、「どれくらい勉強すれば合格できるのか分からない」「勉強時間や期間のイメージが湧かず、計画が立てられない」 等、勉強時間や計画の目安が分からない方も多いでしょう。

結論から言うと、宅建試験に初学者が合格するために必要な勉強時間の目安は約400時間です。

本記事では、宅建試験合格に必要な勉強時間がなぜ400時間と言えるのか、その根拠と、学習期間ごとのスケジュール例まで、初学者向けに分かりやすく解説します。

この記事を読めば、合格までの学習計画がイメージできます。

宅建試験の勉強時間はどれくらい必要?

初学者の勉強時間目安は400時間

これは感覚的な数字ではなく、複数の客観的な根拠と自らの体験談を基に導き出しています。

1つ目の根拠は、宅建試験の出題範囲の広さです。宅建試験は宅建業法、民法(権利関係)、法令上の制限、税・その他と4つの科目から出題されます。法律初学者の方が全科目のインプットにかかる時間は、約100~120時間ほどです。実際に大手予備校の講義時間や通信講座の動画時間(3周すると仮定)を参考にすると、この位が目安となってきます。特に民法は独特の言い回しや条文理解といった初学者には難解な分野が含まれるため、理解の定着までには総勉強時間の3~4割ほどのインプットは必要となってきます。

2つ目の根拠は、過去の合格者や各予備校が想定する学習時間です。多くの予備校や通信講座では、合格ライン到達までの総学習時間を300〜450時間程度に設定しています。他の方のブログや体験談でも、よほど高学歴の方や資格勉強に慣れている方出ない限り、似たような時間になっているはずです。実際に初学者の私も通信講座を活用しましたがインプットとアウトプット、模試の勉強も含めると総勉強時間は380時間ほどでした。

3つ目は、アウトプット量が合否を分ける点です。本試験は、過去問に類似した内容や頻出論点が数多く出題されます。特に結果が合否を分ける分野である「宅建業法」「法令上の制限」は論点が限られているため、どれだけ知識を定着させられるかが勝負になります。定着のためには、過去問や問題演習によるアウトプットの量が、非常に大切になります。インプットの倍以上の時間をかけて、取り組むことが求められます。

以上の理由から、初学者の方は400時間の学習を目安とすることが、合格への一定基準だと言えるでしょう。

宅建試験400時間の勉強時間の内訳

インプット(目安:約120時間)

狙いは「理解の土台作り」です。試験範囲の全体像の把握や用語や制度の理解を目的とします。ご自身で選択した教材を1周~2周、できたら3周することを目標にしましょう。重要なことは、この時点で完璧に理解する必要はありません。4~5割くらいの理解で十分です。メモ・ノート作成は最小限にし、とにかく高速でインプットを回してください。「なんとなく意味が分かる」「このフレーズ見たことある」くらいまでいければ十分です。

アウトプット(目安:約240時間)

前述もしましたが、ここの学習量が合否を分けるポイントです。実際に合格者の多くは、勉強時間の半分近くを問題演習に使っています。それだけ演習量が合否を分ける試験だからです。まずは過去問を中心に繰り返し解きましょう。最低10年分を3周します。最初は解説を読みながら解き、分からない論点は教材に戻る、ノートなどに軽くまとめる等、インプットと並行して知識の定着に努めてください。3周すると、頻出論点や解法、自身の苦手分野が明確になります。ここまで実行するとインプットで得た知識が段々頭に定着してきます。模試や問題もスラスラ解けるようになるでしょう。

私は通信講座の「スタディング」に収録されている「13年テーマ別過去問題集」を7周しました。ちなみに私は問題演習は基本的に「13年テーマ別過去問題集」しか学習していませんでしたが、本試験でも似たような論点がたくさん出てきました。個人的には「合否の基準はどれだけアウトプットに時間を使うか」だと思っています。

模試・弱点対策(目安:約40時間)

知識が定着してきたら、1~2カ月前に模試を受けることをおすすめします。大手予備校(TACなど)が主催する模試は本試験に近い難易度で出題されるため、自身の理解度や苦手分野を明確にすることが出来ます。また、受験者が多いと周囲と比較した自分の現在地が分かるので、非常に参考になります。

私はTACの9月実力模試と10月ファイナル模試を受験しました。順位は上位20%くらいの位置で、宅建業法のケアレスミスの多さと、法令上の制限が弱点であることに気が付きました。結果的に最後の追い込みはその2分野に絞って注力することが出来、本試験でも合格に必要な点数を取る事が出来ました。

勉強期間別のスケジュール例

3か月・6か月・9か月の違い

宅建試験は例年10月第3週ごろに行われます。各期間ごとの特徴をまとめてみました。お薦めは「6カ月」です。特に社会人や主婦の方など、お忙しい方にとって無理なく続けられる期間と言えるでしょう。個人的にはあまりに長すぎる勉強期間は、中だるみや、学習密度が薄くて忘れてしまったりと逆にリスクになるかなと思います。

項目3か月プラン(短期集中)6か月プラン(バランス)9か月プラン(習慣型)
試験までの日数約90日約180日約270日
週当たりの勉強時間約30〜32時間約15〜16時間約10~11時間
1日の勉強時間目安4〜5時間2〜2.5時間1〜1.5時間
学習の難易度★★★★★(かなりハード)★★★☆☆(標準的)★★☆☆☆(易しい)
お薦めする人・学習習慣がある
・勉強時間を優先できる
・最も推奨。
・ 社会人・初学者向け
・忙しい社会人
・じっくり学びたい
注意点・挫折リスクが高い
・復習不足になりやすい
・中だるみに注意
・ペース管理が重要
・忘却しやすい
・飽きやすい

6か月(約24週)学習スケジュール具体例【400時間】

フェーズフェーズ期間主な内容勉強時間の目安
インプット期1〜8週・講義やテキスト視聴
(全範囲3周目標)
約120時間
アウトプット期9〜20週・分野別問題
・過去問演習(10年分)
約240時間
直前期21〜24週・弱点克服(復習)
・模試
約40時間
合計24週約400時間

宅建初学者が400時間の勉強を成功させるポイント

最初から完璧を目指さない

宅建試験の学習で最も多い失敗は、最初からすべてを完璧に理解しようとしてしまうことです。初学者の場合、1周目の学習で内容を完全に理解するのは現実的ではありません。重要なのは「5割理解でも先に進む」事です。宅建は同じ論点が繰り返し出題される試験であり、周回を重ねることで理解が深まります。

最初から完璧を求めるよりも、最後まで学習をやり切ることを優先しましょう。

教材を増やしすぎない

不安になると、参考書や問題集を次々に買い足したくなりますが、これは逆効果です。

どの勉強方法も合格のための情報量は十分にあり、1つの講座・1冊のテキスト・1種類の問題集を繰り返すだけで十分に合格可能です。大切なのは、自分が選んだ勉強手段を信じて何度も繰り返し勉強する事です。

もし勉強方法に迷うようであれば、以下の記事も参考にしてみてください。

【初心者向け】宅建の勉強方法を比較|独学・通信・通学の違いと選び方

スキマ時間を有効活用する

400時間という勉強時間は、「時間の使い方」を工夫すれば十分に確保できます。通勤時間や昼休み、寝る前の10〜15分などのスキマ時間を積み重ねることで、1週間あたり数時間の差が生まれます。

特に仕事や家事で忙しい方は短時間でできる学習をスキマ時間に回し、勉強時間を積み重ねていきましょう。

量と質を両立させる

400時間と目安をお伝えしましたが、漫然と消費するのではなく、意味のある学習を積み重ねる事が大切です。各社から素晴らしい学習ツールが出てますので、自身に合ったスタイルで有意義な学習を積み重ねてください。

また各科目ごとの勉強のポイントについては、下記記事にまとめていますのでよろしければご参照ください。

まとめ|宅建試験は400時間の勉強で合格を狙える

宅建試験は、初学者であっても約400時間の勉強時間を確保できれば、十分に合格を狙える資格試験です。

重要なのは、闇雲に勉強することではなく、インプット・アウトプット・直前対策を意識して学習スケジュールを進めることです。上記のポイントを参考に学習を進めれば、合格までの道筋は必ず見えてきます。

計画的に400時間を積み上げ、自信を持って本試験に臨みましょう。

私の合格体験談も記事にしておりますので、よろしければ参考にしてみてください。

【宅建38点一発合格】業界未経験サラリーマンの合格体験談|初学者でも迷わない正攻法の勉強方法を紹介

※本記事は筆者個人の学習経験に基づく情報提供を目的としたものであり、合格や学習成果を保証するものではありません。

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