【2026年最新】宅建試験は過去問演習が重要な理由|何年分・何周やるべきかを合格者が解説

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※本記事にはアフィリエイトリンク(広告)が含まれています。なお、記事内容は筆者自身の実体験に基づくもので、特定の結果を保証するものではありません。

宅建試験では、特に過去問の演習が重要だと言われます。過去問演習は、合格者の多くが実践している学習法です。
この記事では、なぜ過去問演習が合格するために重要なのか、その理由を自身の体験を踏まえて解説します。

宅建試験で過去問演習が最重要な理由

出題傾向が分かる

宅建試験の特徴の一つに、出題分野ごとの論点や設問形式には一定の傾向があります。特に得点源とされている「宅建業法」や「法令上の制限」では過去問と似た内容が繰り返し問われています。

理由は資格取得後の実務に必ず必要な論点が明確に存在する為です。宅地建物取引士として業務を行う上で必須な知識なので、当然試験でも問われます。

インプットだけでは重要度の判断が難しい部分も、過去問演習を通じて「毎年狙われる重要論点」を明確に認識できるようになります。

自分の弱点を見つけ出せる

過去問演習の大きなメリットが、自分の弱点を客観的に把握できる点です。

インプット時点で理解したつもりが、実際に問題を解くと、苦手な分野ほど知識の曖昧さがはっきり表れます。過去問を繰り返し解くことで、どの分野が苦手なのかが明確になり、弱点対策を効率的に行うことが出来ます。

本番形式に慣れる

過去問を解くことで、宅建特有の選択肢の言い回しや出題形式に慣れることが出来ます。本番同様の問題形式に慣れておく事で、試験当日に初見の問題に戸惑うことが減り、落ち着いて実力を発揮しやすくなります。

過去問は何年分を何周やるべきか?

過去問演習は「直近10年分」を目標にしよう

目標とすべき年数は直近10年分です。出題傾向は大きくは変わらないため、直近10年分を確認することで、頻出論点の傾向を問題なく掴めます。

また、直近の問題ほど最新の出題傾向や法改正の影響が反映されています。あまり古い問題は現在の法改正に適していないものも含まれるため、直近10年分で十分です。

実際に大手スクールの合格者アンケート等でも、合格者の大半が「直近10年分」を学習範囲に設定しています。

最低3周、出来たら5周を目標にしよう

最低3周することで、出題形式に慣れ、理解が浅かった論点を修正し、安定して正解できる状態に近づきます。 1周目で問題形式と論点を把握、2周目で理解を深め、3周目で知識定着、というイメージで学習しましょう。

10年分の過去問を1周すると計500問、各問いの選択肢を含めると2,000問近くの学習を行う事になります。これを3周すれば6,000問、5周すれば10,000問の演習量です。過去問演習は大変ですが、やり切ることで十分な知識が身につきます。

実際に私は「スタディング」という通信講座に収録されている「13年テーマ別過去問集」を使用して、13年分を6周解きました。他の予想問題集等は使用しませんでしたが、2025年試験で38点で無事に合格出来ました。

【周回別】正しい過去問の勉強方法

【1~2周目】全問題の解説と論点を読み、間違えた理由を理解する

1〜2周目は、正誤にこだわらず問題の出題意図と解説で示される論点を丁寧に読みます。「なぜ間違えたのか」をしっかりと理解しましょう。自分がどこで判断を誤ったのかを明確にすることが重要です。原因が分からない場合はテキスト等に戻って再度確認しましょう。

この段階ではスピードを意識せず、インプットと理解を優先することが大切です。

【3~4周目】間違えた問題は苦手分野。弱点分野を対策

ここまでくると、分野ごとに得意不得意が明確になってきます。この段階でも間違えた問題や迷った問題が自分にとって理解が不十分な論点であり、得点源になりにくい部分です。弱点分野だと言えるでしょう。

特に「宅建業法」や「法令上の制限」、「権利関係の特別法」で苦手分野がある場合は重点的に潰しましょう。他の合格者が確実に点数を取ってくる分野です。逆をいえば、民法のマイナーな論点や税制の細かい論点などは、後回しで構いません。

また繰り返し間違える論点は、出題者の狙いが反映されやすい部分でもあります。引っかけパターンを把握し、判断基準を明確にすることで、本番でのケアレスミスを防ぐ効果も期待できます。

【5周目】ここまでやり切れたら自信がつきます

ここまでくると、過去問の多くが即答できる状態になります。なぜ正しいのかを理解できていれば、単なる暗記ではなく、知識が整理され、論点同士のつながりが理解できている証拠です。試験本番においても、初見問題に動揺しにくくなり、冷静な判断が可能になります。

また5周やり切ることで、精神的にも自信がつきます。十分自信をもって差し支えありません。5周やり切った後は、外部模試等で本番想定の受験形式に慣れるフェーズに移っていきましょう。

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過去問演習で意識すべきコツ・注意点

解説は正しい選択肢だけではなく、間違いの解説も読む

過去問演習では、正解肢の解説だけはなく、誤りの選択肢も読みましょう。なぜその選択肢が誤りなのかを理解することで、条文知識の精度が高まります。答えの丸暗記ではなく、出題論点を正しく理解できます。

また誤肢パターンを把握しておくと、本番で消去法が使いやすくなります。特に権利関係や法令上の制限では、誤肢の作り方が似通っているため、間違いの理由を蓄積することが得点力向上につながります。

マイナーな論点は深追いしない

過去問には、特に権利関係の民法等で出題頻度が極端に低い論点や、細かすぎる数字・例外規定が含まれます。こうした論点を深追いすると、学習効率が大きく低下します。

宅建試験は満点を取る試験ではなく、合格点を安定して超える試験です。頻出論点を確実に得点源にする方が、合格に直結します。「毎年問われている」論点を優先し、マイナー論点は軽く確認する程度にしましょう。

まとめノートの「作りこみ過ぎ」に注意

論点理解にまとめノート等を作る人も多いですが、時間をかけ過ぎに注意しましょう。ノート作成自体が目的化すると、問題演習の時間が削られてしまいます。
まとめノート等は、何度も間違えた論点や判断基準だけを簡潔に整理する補助ツールとして使うのが理想です。

宅建試験においては、ノートを作りこむよりも「過去問演習のアウトプット量を高速で回す」方が結果的に知識として定着します。あくまでもアウトプット重視のスタイルが重要です。

まとめ|宅建合格には過去問演習が必要不可欠

宅建試験の学習において、過去問演習が重要である理由は、合格に直結する要素が全て詰まっているからです。

特に私がお伝えしたかったポイントは以下の3つです。

  • 出題傾向と頻出論点、弱点把握を目的に、過去問を活用する
  • 直近10年分を最低3周を回し、理解→弱点克服→定着の流れを作る
  • アウトプットを中心に、頻出論点の弱点克服を優先する

宅建試験の合格に過去問演習は必要不可欠です。正しいやり方で過去問を活用し、合格を目指してください。

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※本記事は筆者個人の学習経験に基づく情報提供を目的としたものであり、合格や学習成果を保証するものではありません。

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