宅建

TAC宅建通学講座の費用はいくら?料金・コース内訳を合格者が解説【2026年】

※本記事にはアフィリエイトリンク(広告)が含まれています。

結論から言います。TACの宅建通学講座は、「理解を積み上げながら合格したい人」には有力な選択肢ですが、「短期・暗記中心・効率最優先」で進めたい人には合わない可能性が高いです。

この記事では、料金・カリキュラム・講義の質・LEC/大原との違いを整理し、「本当に申し込むべきか」を判断できる材料を提供します。資料請求や体験講義の前に、向いている人・向いていない人を確認してください。

この記事で分かること

  • TACの全6コース(通学対応)の料金内訳と回数
  • 2025年度合格率75.3%の中身と注意点
  • LECや大原との具体的な違い
  • 向いている人・向いていない人の判断基準
  • 口コミ・評判の正しい読み方

結論:TACが向いている人・向いていない人

申込前に最も重要な判断軸を先に整理します。

向いている人向いていない人
法律の背景・理屈から理解したい暗記中心でとにかく効率よく合格したい
講義の質・精度を最優先にしたい学習時間が十分に確保できない
多少大変でも納得しながら進めたいスマホだけで学習を完結させたい
通学環境(自習室・対面)を重視するコストをできるだけ抑えたい
他資格の学習経験があり理論派「とりあえず受かればいい」スタンス

LEC・大原と迷っている方は、先に以下記事を参考にしてください。

【2026年版】宅建 通学講座おすすめ比較6選|料金・評判・選び方を解説

💡 費用をできるだけ抑えて比較したい方へ 通学にこだわらないなら、通信講座を含めた比較で選択肢が大きく広がります。

宅建 通信講座 比較9社【2026年最新】初心者向けのおすすめを合格者が解説

TACの宅建通学講座の基本情報

運営会社・ブランドの特徴

TAC(TAC株式会社)は、公認会計士・税理士・公務員・不動産系資格など幅広く手がける国内有数の資格予備校です。宅建専門校ではありませんが、「理論構成の正確さ」「講義内容の精度」に定評があります。

他校との比較でいうと、LECがバランス型、大原が初学者配慮型であるのに対し、TACは法的な考え方・条文構造を丁寧に積み上げる理論重視型です。暗記テクニックや省略を重ねるスタイルではないため、理解を伴った学習を求める人ほど評価が高くなる予備校です。

なお、TACには本記事で扱う通学対応コースのほかに、スマートWeb本科生というWeb通信講座専用のコース(88,000円〜)もあります。通学にこだわらず費用を抑えたい方は、通信講座を中心にした比較記事もあわせてご確認ください。

校舎数・通学しやすさ

全国主要都市を中心に校舎を展開。首都圏・関西圏では社会人向けの時間帯クラスも充実しています。

エリア校数エリア別 校舎名ディテール
北海道1校札幌校
東北5校仙台校/盛岡校(※)/山形校(※)/福島校(※)/郡山校(※)
関東16校新宿校/渋谷校/池袋校/八重洲校/水道橋校/立川校/町田校/横浜校/大宮校/千葉校/津田沼校/水戸校(※)/宇都宮校(※)/前橋校(※)/高崎校(※)/川越校(※)
北陸4校新潟校(※)/富山校(※)/金沢校(※)/福井校(※)
東海5校名古屋校/浜松校/静岡校/岐阜校(※)/四日市校(※)
関西4校梅田校/なんば校/京都校/神戸校
中国4校広島校/岡山校(※)/福山校(※)/山口校(※)
四国4校徳島校(※)/高松校(※)/松山校(※)/高知校(※)
九州・沖縄8校福岡校(天神)/小倉校(※)/長崎校(※)/熊本校(※)/大分校(※)/宮崎校(※)/鹿児島校(※)/沖縄校(※)

重要な確認事項: 提携校(※印)では「ビデオブース講座(映像視聴)」が中心で、講師が対面で教える「教室講座」は直営校(主に首都圏)での選択肢となります。完全対面を希望する場合は、申込前に校舎の講義形式を必ず確認してください。

通学受講生は自習室を自由に利用できる場合が多く、自宅学習が難しい方にとって大きなメリットとなります。

通学にかかる時間・交通費の目安

通学講座を検討する際、見落としがちなのが「通学にかかる時間・交通費」です。

自宅や職場から校舎までの移動時間は、往復で毎回30分〜1時間程度かかるケースも珍しくありません。例えば総合本科生Sは全52回の講義があるため、通学時間そのものも学習計画に織り込んでおく必要があります。

なお、資格予備校の受講は、通勤・通学用の割引定期券(通学定期)の対象外となるケースが一般的ですが、対象可否は利用する鉄道会社の規定によって異なります。定期券の利用を検討している方は、事前に利用予定の鉄道会社へ直接確認することをおすすめします。

※2026年7月時点の情報。最新情報は公式サイトで確認してください。

料金・コース内容

コース別料金一覧

2026年合格目標コースのうち、通学(教室講座・ビデオブース講座)に対応するコースは以下の6つです(公式サイトで確認、2026年7月時点)。

コース名対象者講義回数通常受講料(税込)経験者・従業者価格
総合本科生S Plus法律初心者・民法から盤石にしたい人全65回198,000円〜170,500円
総合本科生S標準的な初学者全52回165,000円〜148,000円
総合本科生効率重視の初学者全45回154,000円129,800円
実力完成本科生学習経験者・弱点補強重視全34回132,000円〜110,000円
速修本科生学習経験者・短期集中型全38回121,000円〜107,800円
チャレンジ本科生出遅れた学習経験者・超短期全29回94,000円〜(夏割適用時)84,150円

※上記は2026年合格目標コースの2026年7月時点の価格です。開講時期・キャンペーン内容により変動するため、最新の金額は必ずTAC公式サイトでご確認ください。
※別途、入会金が必要とする情報がありますが、金額を本記事執筆時点で公式に確認できていないため〔要確認〕としています。お申込み前に必ず公式サイトでご確認ください。
※このほか、通学不要のWeb通信講座専用コース「スマートWeb本科生」(88,000円〜)もあります。

各コースの特徴

① 総合本科生SPlus(全65回/198,000円〜)

民法基礎講義を含む最も手厚いコース。法律初心者が権利関係でつまずかないよう、早期インプットから体系的な演習・模試まで対応しています。学習期間8〜11ヶ月程度が目安。

② 総合本科生S(全52回/165,000円〜)

TACの標準コース。インプット→定期ミニテスト→答練→模試のサイクルが組まれており、通学ペースをつかみやすい設計。平日夜や週末に通学できる初学者に向いています。学習期間6ヶ月以上が目安。

③ 総合本科生(全45回/154,000円)

基本インプットと直前対策を中心に絞ったコンパクト設計。進度がやや速いため、自習時間を十分確保できる人向け。学習期間4ヶ月以上が目安。

④ 実力完成本科生(全34回/132,000円〜)

学習経験者・再受験者向けのコース。500問以上の問題演習を通じて、知識の穴を体系的に埋め直す設計です。基礎からのインプットよりも、演習中心で弱点を補強したい人に向いています。

⑤ 速修本科生(全38回/121,000円〜)

学習経験者向けの短期集中コース。ミニマムインプット+演習中心で再チャレンジや短期決戦に最適。

⑥ チャレンジ本科生(全29回/94,000円〜)

「ちょっと出遅れた」学習経験者・短期決戦型向けの最短コース。配点の高い宅建業法のインプットを強化した設計で、試験まで約3ヶ月からのスタートに対応しています。通学・通信(Web)のどちらも選択可能。

割引制度・給付金で安くなるケース

TACの主要コースには、受講条件に応じた「経験者・従業者価格」が設定されています。通常価格との差額は以下の通りです(2026年7月時点)。

コース名通常価格経験者・従業者価格差額
総合本科生S Plus198,000円〜170,500円27,500円引
総合本科生S165,000円〜148,000円17,000円引
総合本科生154,000円129,800円24,200円引
実力完成本科生132,000円〜110,000円22,000円引
速修本科生121,000円〜107,800円13,200円引
チャレンジ本科生94,000円〜84,150円9,850円引

※このほか、再受講割引制度・宅建業従業者割引制度・受験経験者割引制度など複数の割引制度が用意されていますが、割引率・適用条件は年度・コースにより異なります。具体的な割引額は必ずTAC公式サイトの「受講料割引制度」ページでご確認ください。

TAC公式サイトで料金・割引を確認する

一般教育訓練給付制度について:対象コース・支給要件(雇用保険の加入期間等)は年度により変更されるため、対象コースの最終確認は必ずTAC公式サイトまたはハローワークで行ってください。

合格率・合格実績|2025年度は75.3%

TAC公式サイトの「合格実績」ページによると、2025年度の宅建士試験における実績は以下の通りです。

  • 総合本科生SPlus・総合本科生S・総合本科生のカリキュラム修了者(384名)のうち289名が合格し、合格率は75.3%
  • この75.3%は、本試験合格率(18.7%)の4倍以上にあたる
  • 2025年度の合格者数は946名、2013年度から2025年度までの累計合格者数は13,758名

ここで注意したいのは、75.3%という数字が「申込者全員」ではなく、「答練・模試の提出率90%以上、かつ全国公開模試の正答率70%以上」という条件を満たした修了者384名を母数にしている点です。カリキュラムに申し込んでも、答練や模試を十分にこなせなかった場合はこの母数に含まれません。

つまりこの数字は、「TACに申し込めば自動的に得られる合格率」ではなく、「カリキュラムを最後までやり切った人の実力」を示す数字です。通学・通信いずれの形式でも、答練や模試への取り組み度合いが合格率に直結すると考えられます。

※合格率・合格者数はTAC公式サイト「合格実績」ページの記載に基づきます。年度により算出条件・数値が変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

TAC公式サイトで料金・割引を確認する

💡 合格率で他社と比較したい方は、宅建予備校比較ランキングもあわせてチェックしてみてください。

宅建 通信講座 比較9社【2026年最新】初心者向けのおすすめを合格者が解説

講義の質・カリキュラム【LEC・大原との比較】

大手3校の特徴比較表

比較項目TACLEC大原
講義スタイル理論重視・条文背景を丁寧に解説バランス型・論点整理重視初学者配慮・分かりやすさ重視
初学者対応対応可・学習時間の確保が前提対応しやすい対応しやすい
学習負荷高め中程度中〜低め
スマホ学習補助的(完結型ではない)対応あり対応あり
価格帯(通学)94,000円〜198,000円同水準同水準
向いている人理解重視・納得派バランス重視楽に進めたい初学者

講師の指導スタイル

TACの講義の最大の特徴は、「なぜそのルールがあるのか」「どの場面で適用されるのか」を言語化して解説する点です。条文・制度趣旨・判例背景を丁寧に積み上げるスタイルで、LECより説明が深く、大原より理論寄りです。

板書中心の対面形式で、講師の説明を追いながら構造を把握する設計のため、受動的に聞くだけでは効果が出にくいです。復習を前提とした受講姿勢が合否を左右します。

教材・テキストの特徴

情報量が多く、各論点の背景説明が丁寧な教材です。網羅性は高い反面、分量が多いため、講師から示される重要論点を意識した取捨選択が不可欠です。問題演習は「なぜその結論になるのか」という思考プロセス確認型が多く、理解型の学習者に向いています。

模試・問題演習

模試の難易度は標準〜やや高めです。思考力を問う問題が多く、本試験での判断力養成に適しています。分野別成績の確認は可能ですが、主体的に復習計画を立てられる人向けの設計です。

サポート体制と学習環境

  • 質問対応: 講義後や別途時間を設けて質問対応が可能。ただし、校舎・講師によって対応時間・質問しやすさに差があります。「個別にじっくり」ではなく、補助的なサポートとして捉えるのが現実的です。
  • 自習室: 通学受講生は全国のTAC校舎で自習室を利用できる場合が多く、自宅で集中しにくい方に有利です。校舎によって有無・条件が異なるため、事前確認を推奨します。
  • Webフォロー: 通学コースでも講義動画をスマホ・PCで何度でも視聴可能。欠席補填だけでなく復習にも活用できます。ただし、あくまで通学主軸の設計であり、完全Web完結型ではありません。

口コミ・評判の読み方

TAC宅建通学講座の評判は、「難しい・重い」という声と「理解できる・納得感がある」という評価に二極化する傾向があります。

ポジティブな評価に多い声:

  • 「講義の理論密度・説明精度が大手トップクラス」
  • 「制度趣旨から理解できるので、応用問題に強くなった」
  • 「自習室が使えて、学習習慣が維持しやすかった」

ネガティブな評価に多い声:

  • 「テキストの分量が多くて消化しきれない」
  • 「講義スピードが遅く感じ、早く先へ進みたかった」
  • 「暗記中心で進めたい人には合わない」

この二極化はTACの性質をそのまま反映しています。「難しい」という評価は必ずしもデメリットではなく、理解重視の設計の結果として当然の反応です。重要なのは「自分がどちらのタイプか」を先に確認することです。

TAC公式サイトでは、コースごとに合格者の体験談が多数公開されています。「講師の解説で理解が深まった」「独学ではつまずいていたと思う」といった声が多く見られる一方、「教材のボリュームに苦労した」という声も一定数あります。具体的な体験談は、TAC公式サイトの合格実績ページで確認できます。

💡 他社の評判も比較したい方は、LECの通学講座レビューもあわせてご覧ください。

LEC宅建講座の評判は?口コミ・合格率・費用を通信/通学で比較【2026年版】

よくある質問(FAQ)

Q1. TACは独学と比べてどんなメリットがありますか?

A. 講義で理論の骨格を最初から正確に理解できる点が最大の違いです。独学では見落としがちな条文の背景・制度趣旨まで解説されるため、応用問題への対応力が上がります。自習室の利用や質問対応も独学では得られないサポートです。

Q2. スマホだけで学習を完結させることはできますか?

A. TACの通学講座はスマホでの映像視聴フォローは用意されていますが、完全スマホ完結型ではありません。基本的には机に向かった学習が前提の設計です。スキマ時間だけで完結させたい方には、通信講座専業の講座のほうが向いている可能性があります。

Q3. 合格率はどのくらいですか?

A. TAC公式サイトによると、2025年度の総合本科生SPlus・S・本科生カリキュラム修了者(384名)のうち289名が合格し、合格率は75.3%(本試験合格率18.7%の4倍以上)と公表されています。2025年度の合格者数は946名、2013〜2025年度の累計では13,758名です。ただし、この75.3%はカリキュラムを最後まで修了した人を対象にした数字であり、申込者全員に当てはまる数字ではない点に注意してください。

Q4. LECとTACで迷っています。どちらを選べばよいですか?

A. 「理論から丁寧に理解したい」「多少大変でも納得して進めたい」ならTAC、「バランスよく効率的に」「なるべく負担を抑えたい」ならLECが向いている傾向があります。両校の体験講義を受けて講義スタイルを比較するのが最も確実な判断方法です。

Q5. 初学者でも受講できますか?

A. 対応可能ですが、学習時間の確保が前提です。特に総合本科生S Plus(全65回)は民法基礎から丁寧に積み上げる設計で、初学者でも取り組みやすい構成です。ただし「楽に合格したい」ではなく「理解して合格したい」スタンスが向いています。

Q6. 地方在住でも受講できますか?

A. 提携校ではビデオブース講座(映像視聴)が中心となりますが、通学形式での受講は可能です。対面の教室講座を希望する場合は、直営校(主に首都圏)の確認が必要です。Webフォローも標準装備のため、地方在住者でも活用できる体制は整っています。

TAC宅建通学講座の無料資料請求・体験講義で最終確認する

料金・カリキュラム・講義スタイルを確認した上で、最終的な判断は体験講義での「続けられるかどうか」の確認が最も重要です。

資料請求で確認できること:

  • 講義構成・回数・スケジュール
  • テキストの情報量とレベル感
  • 適用可能な割引・給付制度

体験講義では、「この説明レベルで継続できるか」を具体的に判断できます。費用を払ってから「思っていたのと違う」とならないよう、必ず体験してから判断してください。

TAC宅建通学講座の無料資料請求・体験講義はこちら (TAC公式サイト)

TACが自分に合わないと感じた方は

💡 費用や学習スタイルの面でTACが合わないと感じた方へ。通信講座を含めた比較で、自分に合った講座がきっと見つかります。

※講義内容・料金・校舎情報は年度により変更されます。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。本記事は筆者の調査および個人的な見解を含み、成果を保証するものではありません。

  • この記事を書いた人

アラサーリーマン

国内企業の会社員(不動産業未経験)として働きながら、2025年度宅建試験に一発合格しました。仕事や家事など、忙しい中で宅建合格を目指す方々に向けて、試験合格を通して学んだ勉強方法や合格ノウハウを発信しています。

-宅建